大正生まれのTwitter〜大家さんと私

大正生まれの大家さんのつぶやきを、店子が感想を述べたり時々補足します

大家さんとインパール作戦のテレビ

昨年の夏のこと

NHKでインパール作戦の特集をやっていました。

無謀と言われたインパール作戦 戦慄の記録

インパール作戦の名前も知っていたし、

たくさんの死者が出たことも知っていたけど

その悲惨さ・無謀さは想像の範疇を超えていました。

 

大家さんも同じ番組を見たようで

 

twitter.com

え?

インパール作戦を強行した牟田口司令官と

まさかのお知り合い?

 

このツイートの後、大家さんにお話を聞いたのですが

田口司令官はインパール作戦の失敗を受けて

日本本土に戻り、

その後陸軍予科士官学校の校長先生に収まったとのこと。

 

現代の校長先生のように

横断歩道で交通安全に気を配る…なんて気さくな感じではなく

なんとか式(名称を忘れました)の時に

目にしたことがある程度の、遠い存在だったようです。

 

「とても偉そうだった」

と言うようなことをおっしゃっていました。

そうですよね…階級社会の陸軍において

中将にまでなった人と学生。

平成の世の中の私たちには

想像もつかない隔たりなんでしょうね。

 

それでも

歴史に名を残す人と接点があるとか

人生の長さだけでなく厚みが違う…

 

大家さんの戦争がお嫌いなツイートも

こうした人生の経験を知ることによって

その深みを増している気がします。

 

我が家の娘の

「寝坊した~」

「電車遅れてる 泣」

「財布忘れた」

等々、親の顔が見たくなるツイートとは

波打ち際と駿河湾の最深部ほどに

深みに違いを感じます。